海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。
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2023年の流星群
2023年の流星群
ペルセウス座流星群
- 見頃
- 2023年8月12日 23時ごろの空
ペルセウス座流星群は、毎年お盆のころに現れる三大流星群のひとつで、観察しやすい時期であることもあり、最もポピュラーな流星群です。今年は8月13日17時ごろにピークを迎えます。輻射点が水平線上に昇ってくるのは21時ごろで、今年は月が日没前に沈み、未明に昇るので、ピーク前後の数日間、21時ごろから月が昇るまでの時間帯に観察するとよいでしょう。
流星群の流れ星は、輻射点から放射状に流れ出るのが特徴で、また輻射点に近い流れ星は軌跡が短く、遠くでは長い軌跡を描くのが特徴です。ペルセウス座流星群の輻射点のあるペルセウス座はあまり目立つ星座ではありませんが、見つけやすいカシオペヤ座を目印にすると見当がつくでしょう。
流れ星は輻射点から流れ出ますが、その辺りを観察する必要はありません。楽な姿勢で、デッキの灯りが目に入らないようにしながら、空全体をぼんやり眺めながら待てば、視界のどこかに流れ星が見られます。今年は月の影響を受けずに観察できるので、天気がよければぜひ観察してみましょう。
夏といえどもデッキで風に長くあたると身体が冷えます。羽織るものを1枚準備して観察することをおすすめします。
- 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
- 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
- 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
- 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。