海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。
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2023年の流星群
2023年の流星群
オリオン座流星群
- 見頃
- 2023年10月20日/21日/22日 23時ごろの空
秋が深まってくるころ、10月下旬にオリオン座流星群がピークを迎えます。今年は22日午前9時ごろがピークと予想されており、21日は22時ごろに月が沈むので、それ以降22日未明までが最も流星が見られる時間帯となります。流星群はピークの前後数日は見られる可能性が十分にあるので、20日/22日の夜も、月が沈んだ後に観察してみるとよいでしょう。
流星群の流星は輻射点から放射状に流れ出るのが特徴ですが、輻射点の辺りを集中的に観るのではなく、楽な姿勢で空全体をぼんやりと眺めながら、気長に待つことが観察のコツです。デッキの灯りが目に入らないようにするのも重要です。
秋になると夜風は冷たく身体が冷えやすいので、十分に暖かくして観察に臨みましょう。
- 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
- 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
- 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
- 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。