海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。
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2024年の流星群
2024年の流星群
10月りゅう座流星群
- 見頃
- 2024年10月8日 21時ごろの空
10月りゅう座流星群は、10月8日ごろにピークを迎える流星群で、流星の元となるチリを残す母彗星の名前をとって、ジャコビニ流星群ともよばれています。この流星群は13年ごとに活発に見られることが知られており、2024年~2025年は活発になることが期待されています。今年は21時前に月が沈み、22時ごろにピークを迎えると予想され、とても好条件となっています。
月の影響がないので、どの方角の空を見ていても構いません。流星群は輻射点から放射状に流れ出し、近くでは軌跡の短い流星が、離れると軌跡の長い流星が見られる特徴があります。図のような軌跡をイメージして、30分くらいは眺めて待ってみましょう。デッキの灯りが目に入らないようにして、楽な姿勢で空全体をぼんやり見渡すように眺めるのが観察のコツです。
夜は冷える季節になってきています。長時間風に当たっていると身体を冷やすので、長袖を1枚羽織って観察することをおすすめします。
- 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
- 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
- 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
- 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。