海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。
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2025年の流星群
ペルセウス座流星群
- 見頃
- 2025年8月12日 23時ごろの空
ペルセウス座流星群は、毎年お盆の頃に出現する、三大流星群のひとつです。流星群の流れ星は、輻射点とよばれる中心から放射状に流れ出るのが特徴で、輻射点の近くでは軌跡の短いものが、離れたところでは軌跡の長いものが見られます。今年のペルセウス座流星群は、輻射点が昇って間もなく月も昇ってくるので観測条件が良いとはいえませんが、流星数の多い流星群なので、月を避けて空を眺めていれば少しは見ることができるでしょう。ピークは8月13日の未明と予想されているので、12日または13日の夜が観察のチャンスです。月やデッキの灯りが目に入らないようにして、楽な姿勢で30分くらいは待ってみましょう。どこかに焦点を合わせて空を見るのではなく、なるべく広い領域をぼんやり眺めるのが流星観察のコツです。
夏とはいえ夜風に長い時間あたると身体が冷えるので、気をつけて観察しましょう。
- 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
- 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
- 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
- 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。