海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。
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2025年の流星群
ふたご座流星群
- 見頃
- 2025年12月13日 21時ごろの空
ふたご座流星群は、毎年12月中旬に出現する、三大流星群のひとつです。流星群の流れ星は輻射点とよばれる中心から放射状に流れ出ますが、ふたご座流星群の輻射点は日没後まもなく昇ってくるので、一晩中観察しやすい流星群です。今年は12月14日の夕方にピークを迎えると予想されているので、13日の夜に観察するとよいでしょう。14日は名残の流星群となります。両日とも深夜2時前後に月が昇ってくるので、13日は21時ごろから月が昇るまでが、14日はもう少し早い時間帯が観察によいでしょう。月明かりとデッキの灯りが視界に入らないようにして、どこかに焦点を合わせるのではなく、空全体をぼんやりと眺めるのが観察のコツです。寒い時期ですが、30分くらいは待ってみましょう。デッキでは風が強いので、十分に暖かくして挑戦してみてください。
- 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
- 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
- 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
- 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。