商船三井さんふらわあ 関西↔九州航路

運航状況

株式会社フェリーさんふらわあは、商船三井フェリー株式会社(首都圏~北海道航路)と合併し、2023年10月1日より、株式会社商船三井さんふらわあとして発足いたしました。

お知らせ

2023年05月30日

さんふらわあくれないがシップ・オブ・ザ・イヤー2022 大型客船部門賞を受賞しました

 
大阪~別府航路において、2023年1月13日より新造船「さんふらわあ くれない」を、4月14日より新造船「さんふらわあ むらさき」※を運航し、大変ご好評をいただいております。
 
 このたび、公益財団法人 日本船舶海洋工学会が毎年、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して授賞するシップ・オブ・ザ・イヤー2022において、「さんふらわあ くれない(以下、本船)」が大型客船部門賞に選ばれました。
 
当社では、「さんふらわあ さつま・きりしま」(シップ・オブ・ザ・イヤー2018大型客船部門賞)に続き2度目の受賞となります。
 
※「さんふらわあ くれない」と姉妹船の「さんふらわあ むらさき」は、同型の船です。
 
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 大阪~別府航路「さんふらわあくれない」
2023年1月13日運航開始
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本船は日本初のLNG燃料フェリーです。

「大型客船部門賞」受賞にあたっての評価ポイント

・安定したLNG燃料運航の実現…温室効果ガス削減のみならず、
 沿岸・港海域での環境負荷軽減にも貢献している点
 
・国内では実績が少ないLNGインフラ整備を実現した点
 
・大阪~別府間という身近かつ歴史ある航路でLNG燃料化を実現したこと、
 またそれが一時的な影響のみならず環境負荷低減に対する関心を高める役割を果たしている点
 

本船は、日本で初めてLNG(液化天然ガス)を燃料として航行する大型フェリー。同燃料を使用することにより、環境負荷の大幅軽減に貢献いたします。
 
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LNG燃料の補給風景
国内初・トラック4台同時に補給しております。

・SOx(硫⻩酸化物)・・・排出量ほぼゼロ

・NOx(窒素酸化物)・・・従来燃料比約80%削減

・⼆酸化炭素排出量・・・従来燃料比約25%削減

 

また、最先端の技術やこだわりの設計により、静粛性も大幅に向上。これまで以上に快適な旅をお届けします。なお、貨物輸送の面においては、トラックの積載台数を大幅に増やし、ドライバーズルームもさらに拡充。旅客輸送との両面において、輸送力・利便性が向上しました。

 

新造船さんふらわあ くれない・むらさきスペック
総トン数 全長/幅 燃料 旅客定員 内装面積 トラック台数
(13m換算)
乗用車台数
17,114トン 199.9m/28m LNG/A重油 716名 8,300㎡ 137台 100台

 

アトリウム実写.gif
▲エントランスの3層吹き抜けアトリウム
レストラン(実写).gif
▲ レストランでは瀬戸内海航路にちなんだメニューを
ビュッフェ形式で提供。席数は現行船の1.5倍に。

 

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▲和室と洋室を自由に行き来ができる
長距離フェリー初の「コネクティングルーム」
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▲ さまざまなニーズに対応できる客室をご用意
 
今後も、「さんふらわあくれない」と同型船の「さんふらわあ むらさき」の運航で、環境にやさしい輸送の実現に貢献し、サービス面ではカジュアルクルーズコンセプト※の更なる拡充に努めてまいります。
 
※上質な船旅としてのクルーズを、定期航路を利用することで気軽に楽しんで頂く、商船三井グループフェリー事業の基本コンセプト
 
参考プレスリリース 【商船三井】