2019年11月20日
大阪/別府航路 待望の新造船就航決定!
2023年春就航予定 大阪⇔別府航路 新造船「さんふらわあ くれない・むらさき」の情報は
こちらのページで更新してまいります。
7月15日更新箇所:「さんふらわあくれない・むらさき」が内航船省エネルギー格付け最高評価を取得
2022年末から2023年前半にかけ、大阪/別府航路に、日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」(※)が就航します。
カジュアルクルーズとクリーンエネルギーが融合した新造船に、ご期待ください。
(※)船名については変更になる可能性があります。
1.カジュアルクルーズとクリーンエネルギーの融合
①移動手段としてのフェリーに客船(クルーズ)の要素を取り入れることで、船旅そのものを楽しむことができる“初めての経験 わくわくドキドキ さんふらわあのカジュアルクルーズ”をさらに進化させます。
②貨物スペースを現行船の1.5倍に拡大し、物流を支えます。
③日本初のLNG燃料フェリー。LNG(液化天然ガス)を燃料とすることで、硫黄酸化物(SOx)をほぼ排出せず、窒素酸化物(NOx)と二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に削減します。
2.新造船の2つのテーマ ~きずな(KIZUNA)と復活~
①世代を超えて家族が船に集い、船旅を楽しむといった家族のつながり=きずな(KIZUNA)を再認識する場を提供します。3世代が”きずな(KIZUNA)”を深める、長距離フェリー初となる「コネクティングルーム」もご用意しております。
②本船が就航する大阪/別府航路は、1912年(明治45年)、大阪商船(現在の商船三井)が開設した、伝統ある航路です。その際に就航した初代「紅(くれない)丸」、その後1960年(昭和35年)に登場し豪華な内装から”瀬戸内海の女王”の愛称で親しまれた3代目「くれない丸」。また姉妹船「むらさき丸」も、別府観光の歴史とともに歩んでまいりました。そしてこのたび、カジュアルクルーズ船として、「くれない」・「むらさき」が復活します。
3.主な特徴
①2018年就航船「さんふらわあ さつま・きりしま」の内装デザインや、客船「にっぽん丸」改装時の内装デザインを手がけた渡辺友之氏(有限会社フラックス・デザイン代表)を起用。カジュアルクルーズの空間を創造します。
②長距離フェリー初となるコネクティングルームを設置。和室と洋室をコネクトすることで、3世代でご乗船のお客様に大変便利な空間をご提供します。
③大浴場とレストランを拡大。大浴場面積は現行船の2倍、レストランの席数は1.5倍となり、より快適にお過ごしいただけます。
④トラック積載台数が、現行船92台から、137台へと増加。モーダルシフトに対応します。
⑤定員一人当たりの面積が6.9㎡から10.9㎡へと拡大(1人あたりの内装面積)し、ゆったりとした空間をご提供します。
⑥最先端の技術やこだわりの設計により、静粛性を向上します。
もちろん、「さんふらわあ さつま・きりしま」で好評をいただいている、最上等級「スイート」、3層吹き抜けのアトリウムやプロジェクションマッピング、ペットと一緒に過ごせる「ウィズペットルーム」「ドッグラン」などを、ひきつづきご用意します。
4.スペック比較
①新造船の概要(2022年3月現在)
(※)船名については変更になる可能性があります。
②新造船の等級(2022年3月現在)
5.フォトギャラリー
▲初代「紅丸」(1912年就航) 動くホテルとして旅行客を魅了。当時は石炭焚き。
▲2代目「紅丸」(1924年就航) 「石炭を焚かぬディーゼル船」として、14ノットで運航した。
▲3代目「くれない丸」(1960年就航) 戦後の瀬戸内海観光船就航幕開け第1船。映画館や理容室等を設置し、「瀬戸内海の女王」の愛称で親しまれた。2代目「むらさき丸」が姉妹船。
▲「さんふらわあ くれない(※)」のイメージ。日本初のLNG燃料フェリー。
▲3世代の”きずな”(KIZUNA)を深めるコネクティングルーム(イメージ)。
▲瀬戸内海の3大架橋や島々の景色を楽しめる、専用バルコニー付き「スイート」。
▲レストランは、現行船の1.5倍に拡大。
▲「さんふらわあ さつま・きりしま」で大好評のプロジェクションマッピングは、引き続き設置。
(※)船名については変更になる可能性があります。
大阪/志布志航路で大好評運航中 「さんふらわあ さつま・きりしま」
2018年にデビューした大阪/志布志航路の「さんふらわあ さつま・きりしま」も、今回の新造船と同じく“初めての経験 わくわくドキドキ さんふらわあのカジュアルクルーズ”をコンセプトとしております。
プロジェクションマッピングや広々とした大浴場、専用バルコニー付きの「スイート」などを設置し、多くのお客様に船旅をお楽しみいただいております。
「シップ・オブ・ザ・イヤー2018 大型客船部門賞」を授賞した「さんふらわあさつま・きりしま」で、ぜひカジュアルクルーズをご体験ください。
詳細につきましては、こちらからご確認ください。
▲さんふらわあ さつま 外観 |
▲3層吹き抜けのアトリウム |
▲バルコニー付きの「スイート」 |
「さんふらわあくれない・むらさき」が内航船省エネルギー格付け最高評価を取得
内航船省エネルギー格付け制度
国土交通省の船舶の省エネ・省CO2性能を客観的に評価する制度。
基準値よりも何%改善したかに応じて「星なし」から最高評価の「星5つ(☆☆☆☆☆)」までの6段階で評価され、両船は最高評価(重油使用時と比し二酸化炭素(CO2)排出量を20%以上カット)の「星5つ(☆☆☆☆☆)」を獲得。
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これらの情報は、2022年3月現在の情報です。
実際の船がデビューする際には、一部内容が変更になることがございます。
今後、情報は随時追記してまいります。