12月14日(金) | |
15時頃 | 自宅出発 |
18時頃 | 大阪南港 出航 (フェリーさんふらわあ新造船『さんふらわあさつま』) |
12月15日(土) | |
09時頃 | 鹿児島志布志港 到着 |
09時半頃 | 鹿児島志布志港 出発 |
10時 ~10時20分頃 |
道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 休憩 |
11時前 ~11時半頃 |
黒酢の郷 桷志田 観光 |
12時 ~13時頃 |
鹿児島神宮 参拝 |
13時半 ~14時半頃 |
霧島神宮 参拝 |
15時 ~16時半頃 |
霧島高原まほろばの里 観光 |
16時半 ~17時頃 |
丸尾滝 観光 |
17時 ~18時頃 |
霧島温泉市場 散策 |
18時すぎ | 霧島国際ホテル 到着 |
12月16日(日) | |
08時頃 | 霧島国際ホテル出発 |
9時15分~ | 仙巌園 観光 |
13時半 ~15時頃 |
とんかつ 開花亭 昼食 |
15時半頃 ~17時頃 |
知覧特攻平和会館 見学 |
17時半頃 | 道の駅 いぶすき彩花菜館 休憩 |
18時頃 | 花の温泉 ホテル吟松 到着 |
12月17日(月) | |
08時半 | 砂蒸会館『砂楽』 体験 |
10時半頃 | 花の温泉 ホテル吟松 出発 |
11時 ~11時50分 |
本坊酒造(株)鹿児島工場 見学 |
12時 ~12時半 |
(株)有村屋 買物 |
13時頃 ~14時頃 |
桜島サービスエリア 昼食 |
15時 ~15時45分頃 |
道の駅 くにの松原おおさき 休憩 |
16時頃 | 鹿児島志布志港 到着 |
18時頃 | 鹿児島志布志港 出航 (フェリーさんふらわあ新造船『さんふらわあさつま』) |
12月18日(火) | |
08時頃 | 大阪南港 到着 |
08時半頃 | 大阪南港 出発 |
10時頃 | 自宅 到着 |
はじめに‥
以前から家族で南九州旅行を計画していました。船旅が好きなので南九州までさんふらわあを利用しようと思い調べていると、新造船のスイートに宿泊できるモニターを募集しているのを見つけダメもとで応募してみることにしました。
数日後当選メールが来たときはすごく嬉しかったです。手が震えてました。それから南九州旅行を鹿児島旅行に変えて鹿児島をできる限り満喫する旅の計画を立てました。
新造船「さんふらわあさつま・きりしま」の感想
さんふらわあさつまの旅:行き
出航の2時間前に大阪南港フェリーターミナルに到着し乗船する車の最後尾に車をとめます。
受付で部屋のカードキーをもらえるので船に乗船するとそのまま部屋へ行けます。
乗船時間までまだ30分以上あったので船の周りを散策することに。新造船なのですごくきれいです。
ほとんど写真を撮っている人はいなかったですが、船が好きなのでたくさん写真を撮りました。
船のすぐそばまで行けなかったのが残念でした。
あっという間に乗船時間になり前の車に続いて船に乗り込みます。
ビデオを撮りながら乗船しました。初めて船の中を車で下の階へ2回下がりました。
係りの方に誘導されて駐車し、いよいよ船内へ。
駐車場から客室のある階へはエレベーターで上がれます。エレベーターを降りるとテーブルと椅子のあるところではすでに乗船された方が楽しそうに宴会を始めていました。すでにお風呂へ向かう人もいます。
部屋は船首に一番近い部屋でした。ドアを開けるとスイートの中は広くてゆったりしています。
ベッドは広くてふかふかです。大きいテレビに冷蔵庫、ソファにテーブル、机に椅子、鏡には女優ライトがありました。冷蔵庫にはお水が。ポットもあってお茶にコーヒーもあります。温泉宿のようにお菓子も。アメニティセットにスリッパにタオル類ドライヤーも完備されていました。
バルコニーに出ると大阪の景色が見えます。
日が沈むにつれ、クリスマス前だったのでイルミネーションがすごく綺麗です。
船の出航の準備も終わり動き出すと風が強くて冷たい。
街の明かりがなくなると明るい部屋の反対は真っ暗な空と海、そこは波と風の音、風が強く海に吸い込まれそうで怖くなりました。
夕食はレストランでバイキング。乗船客が多いのでレストランはいっぱい。席が空くまで部屋でのんびりしました。席があくと船内アナウンスで教えてくれました。
入り口の券売機でチケットを購入し座席まで案内してもらえました。
バイキングなので好きなものを好きなだけ食べられます。生野菜やデザートまであったのでいろいろたくさん食べてお腹いっぱい、満足してレストランを出ました。
ご飯の後売店に立ち寄りました。
売店には飲み物、食べ物、おつまみ、出発地と到着地のお土産など販売されています。
さんふらわあのグッズもいろいろありました。
鹿児島へ着いてから観光地などでスタンプを集めようと思い「さんふらわあのじゆうちょう」を購入しました。
部屋のテレビの船内放送にはブリッジ(操舵室)からの映像が写るチャンネルがありました。
星がきれいに見えます。流星群が見られる日だったのでチャンネルをブリッジ放送に合わせてしばらく見ているとテレビの中に星がはっきりと流れました。
1時間くらいで流れ星を10個以上見ることができました。
バルコニーに出て生で見たかったですが、波と風の音、強風に明かりのない真っ暗な闇なので海に吸い込まれそうで長い時間いることができなかったです。
それでも満天の星空は見ました。本当にすごく綺麗でした。あの星空は忘れません。
流れ星を見ながらいつの間にか眠っていました。
翌朝の朝食バイキングは利用時間が1時間だったので前日満席だったのもあり利用するのは諦めました。午前9時志布志港に到着。着いてから30分ぐらい船の準備ができるのを待って下船しました。
乗船した時のようにビデオを撮りながら下船しました。スイートに宿泊できて大満足でした。
さんふらわあさつまの旅:帰り
出航2時間前に志布志港へ到着し乗船する最後尾に車を止めて受付へ。部屋のカードキーを人数分もらいます。
行きも写真を撮ったのに、乗船まで時間があったのでまた船の周りで写真を撮ったりして過ごしました。
大阪南港に売店はなかったですが志布志港にはありました。
顔を出せるさんふらわあの立看板もありました。
そして乗船時間になり、行きの乗船の時のようにビデオを撮りながら乗船しました。
車を止めて客室へ。帰りの部屋は行きとは反対側の船首に一番近い部屋です。
部屋の中は行きと同じでした。広くてゆったりしています。
出航時間まで時間があったので船内を探索し、デッキへ出てみると鹿児島の景色が。
とうとう鹿児島の旅も終わってしまうなぁと寂しくなりました。
寂しさにプラスして風が強く寒かったので出航を待たずに部屋へ戻りました。
出航の時間になりバルコニーに出てまだ明るい鹿児島の景色をまた来たいなぁと思いながらしばらく見ていました。
お腹が空いたのでレストランへ。帰りは乗船客が行きより少ないのですぐに入ることが出来ました。
バイキングなので好きなものを好きなだけ食べられます。
さんまの生姜煮がすごく美味しかった。魚臭さもなく骨までやわらかい。身もふっくらしています。
お腹いっぱい食べました。大満足でした。
帰りの船はすごく揺れる。歩きながら右に左に前に後ろにフラフラ。
少し売店によって部屋へ戻りました。部屋にお風呂がついているので利用することに。
浴槽のお湯が船の揺れに合わせて波打ちます。
入っているとお風呂場の壁に何度もぶつかりそうになり、船に乗っている実感がわきました。
疲れていたのかお風呂をでてすぐに寝てしまいました。
翌朝大阪に到着する1時間前に目が覚めると船はほとんど揺れていませんでした。って1時間しかない。行きの船と到着時間が同じだと勘違いしていました。
あわてて下船準備をしてなんとか片付けられた時、大阪へ着きました。船の下船準備ができるまでまだ30分ぐらいあります。
それまでデッキへ出たり、船の中の写真を撮ったり、できる限りさんふらわあを満喫しました。
船の下船準備ができ、とうとう船をおりる時が・・・。車に乗り込み下船する時もビデオを撮りながら下船しました。名残惜しい。
すごく楽しかったなぁ。またさんふらわあに乗って行く九州の旅を計画したいと思いました。
旅行の感想:鹿児島満喫の旅 1日目
志布志港到着後1番目の目的地は『黒酢の郷 桷志田』です。
その途中に寄り道することになったのは『道の駅 弥五郎伝説の里』。
地元の野菜、果物、お花や植木がたくさんありました。野菜がすごく大きいのに安い。買って帰りたくなったけどこれから鹿児島旅行が始まるので購入するのは諦めました。地元にあったら必ず利用したい。
周辺の道路には、電灯になったちょっと怖い弥五郎さんが見守っていました。
車で30分程走って1番目の目的地『黒酢の郷 桷志田』に到着です。
駐車場が広くて桜島も見えます。
建物はすごく綺麗です。中に入ると色々商品があり、試飲や試食もできます。
酢はちょっと苦手ですが試飲してみると思ったより酸っぱくなく飲みやすかったです。飲むだけではなく食べる黒酢やふりかけ、ポン酢などいろいろありました。外国人のお客さんにも対応できるように外国人の店員さんもいました。
商品棚の窓の向こうにはテレビで見たことのある壺がたくさんたくさん並んでいます。
外に出られるようになっていて、一つ一つに仕込みした日付が貼られてある壺の周りを歩いて散策できるようになっていました。利用しませんでしたが、2階には黒酢料理を楽しめるレストランがありました。
次に向かうのはそこから車で30分『鹿児島神宮』です。
参拝客が少なかったのでゆっくり参拝できました。神社は参道をまっすぐ行くとお参りするところがあると思っていたので、『ここで参拝するの?』という感じでした。参拝する場所から見えた拝殿の天井絵がすごく綺麗でした。
参拝をすませおみくじをひくと、なんと『大吉』。良いことばかり書いてありました。嬉しい。
帰り道、参道の横に祓所と書かれていて御神木を触れる場所がありました。「御神木のパワーが欲しいなぁ。」と思っていると、神社の方が「入って触っても良いですよ。」と言ってくださったので、触らせてもらい、生きる力をいっぱいいただきました。
鹿児島神宮は静かで空気が澄んでいて時間がとてもゆっくり流れている感じがしてすごく落ち着きました。
車で40分走って次に訪れたのは『霧島神宮』です。旅行前にいろいろ本などを見て調べていた時に、南九州屈指のパワースポットと紹介されていました。ここでもパワーをいただきたい。
駐車場から本殿まで行く途中に展望所がありましたが、残念ながらかすんでいて桜島まで見えませんでした。
三の鳥居を抜けて歩いていくと本殿まで屋根が三つ連なって見えてきます。建物は朱色が鮮やかでとても綺麗です。東京からの修学旅行生と一緒になったので手水から参道まで並び、少し時間がかかりました。
鹿児島神宮と霧島神宮で御朱印をいただきました。土産物屋さんの並んでいる前の駐車場がいっぱいだったのでお店に寄り道することができなくて残念でした。
近くのうどん屋さんでちょっと遅めの昼食を食べることになり、さつま揚げの入ったうどんを初めて食べました。美味しかったです。
うどんを食べて15分、今夜宿泊するホテルのある霧島温泉街にやってきました。が、そこを通り過ぎて『霧島高原まほろばの里』へ向かいます。霧島温泉街から5分ほどで着きます。近づくとのぼりがたくさんあるのですぐにわかります。
ここではとっくりや薩摩切子を作っている工場を見学できます。とっくり一つ一つに手作業で文字や絵を書いていました。今夜宿泊するホテルの名前の入ったとっくりもありました。とっくりの他に陶器も販売されています。急須に一目ぼれしたので買おうと思いレジに行くと、レジのお姉さんが『この形使いやすいですよ。』と。社交辞令でしょうが買って良かったです。おまけの湯呑もいただきました。おまけは嬉しい。
もう少し歩いていくと薩摩切子も販売されていました。薩摩切子は高価でさすがに簡単に手が出せる価格ではなかったので見ているだけでしたがすごく綺麗でした。作っているところ見たかったです。
まほろばの里は天然芝のパターゴルフやグラススキーなど野外スポーツ施設も楽しめるところでした。
来た道をまた5分ほど戻り霧島温泉街にある『丸尾滝』へ。
鹿児島の観光地を調べているときに、ここは温泉が集まって落ちるめずらしい滝と紹介されていました。温泉が滝になっているなんて初めて。触りたい!と思い行くことにしました。すぐそばの道路沿いに駐車場があるので寄り道しやすいです。
着いたと思ったら展望所が工事中で近くまでいけなくて、本当に温泉なのか触って確認できませんでした。すごく残念。触りたかったです。でも滝の中に虹を見ることができました。滝のしぶきは冷たかったです。
そこからすぐのところに霧島温泉市場という場所があったので、ちょっと寄ってみることにしました。
温泉の蒸気で蒸したたまごやおまんじゅう、野菜などを食べることができます。足湯も有料ですがありました。駐車場の入口が少し狭くちょっと混雑していました。寒かったので温泉の蒸気の白さがすごい。
お土産物屋さんもあり、このお店のゆずがすごく良い匂いでした。冬至用にこのゆずを購入することにしました。
お店を出ると蒸気で蒸した食べ物を求める人の列ができていて、ほとんどの人がたまごを購入しています。つられてその列に並びたまごを購入。すごくあつあつでなかなか殻を剥くことができなかったけれどすごく美味しかったです。
1日目の観光を終えて今晩宿泊する霧島国際ホテルへ。霧島温泉市場からすぐのところにありました。
ホテルの楽しみは温泉の泥パックと食事の黒豚しゃぶしゃぶです。
チェックインをしてすぐに1つめの楽しみの大浴場へ。大浴場の露天風呂に泥パック用の個室があり、中にシャワーと長椅子があります。全身に泥を塗って流すだけだと思っていたら泥を乾燥させなければいけないらしく、泥を塗った後10分ほど放置です。しかし効果を得たくて塗りすぎたのか10分経っても乾かない。さらに5分ほど放置。泥パックできる個室は温度管理されているので全然寒く無かったです。乾燥させてシャワーで泥を洗い流すとお肌がしっとりに。体験できて満足しました。
露天風呂では気付かなかったけれど、内湯の湯船には湯の花がたくさん咲いていました。
次は2つ目の楽しみの夕食です。鹿児島といえば黒豚だと思いしゃぶしゃぶ鍋のプランに。食べ放題でもないのにお肉がいっぱいです。肉は弾力があって柔らかい。食べごたえ十分なお肉です。しゃぶしゃぶだけでもお腹いっぱいなのにミニ会席もセットになっていたのでとても贅沢な夕食でした。
食事を終えて売店へ。売店には色々なお土産が並んでいます。お菓子の試食がたくさんありました。
明日の朝早く出発するため荷物を整理してすぐに就寝しました。
旅行の感想:鹿児島満喫の旅 2日目
翌朝起きてすぐに大浴場へ。男湯と女湯が入れ替わっていました。泥パックは片方の大浴場にしかないので朝は男性が体験できます。もう一度できなくて残念でした。朝早いせいか人も少なくてのんびりできました。浴槽の湯の花は沈んでいました。朝の温泉気持ちよかったです。
朝食は開店と同時に行きましたがすでに人がたくさんいました。朝食はバイキングです。中でも一口大のさつまあげが香ばしくてすごく美味しかった。たくさん食べました。
朝食を終えて早く次の目的地に出発したかったので早めにチェックアウトしました。予約していた部屋をランクアップしてくださっていたのも嬉しかったです。部屋からは天気が良いと桜島が見える予定でしたが残念ながら見えませんでした。霧島温泉の湯けむりを色々なところに見ることが出来ました。大満足でホテルを後にしました。
ホテルを出ると外は残念ながら雨模様です。これから雨の仙巌園へ。ホテルから1時間以上かかるので早めに出発です。仙巌園は景色を楽しみたかったので天気が良い時に行きたかったです。
仙巌園に着くとすでに駐車場には車がいっぱいでした。雨でも早めに出発して良かったです。入園するとお店が並んでいる建物がありました。お店を楽しむ前に2月にリニューアルされた御殿を見学することに。入り口では係りの方が脱いだ靴を一人一人袋に入れてくれます。
リニューアル前はガイドツアーで見学していたそうですが、個人で自由に見学できるように変わっていました。見たいところを好きなだけ見られます。
御殿の中には着物を着た女性がいていろいろ説明してくれます。質問すると丁寧に答えてくれます。大河ドラマ『西郷どん』のロケ地になっていたのでロケ当時の写真もファイルで閲覧できるようになっていました。
写真の中の天気は晴天です。この景色見たかった!! 今日は空も桜島も錦江湾も全てがかすんでいます。
御殿の中には様々な形の釘隠しが全部で11種類あり、それを探そう。というイベントが行われていました。11種類の中でも桜島大根の釘隠しは綺麗なピンク色でした。その他にはこうもりや桃の形をしたものがあり、こうもりは福を持ってくる縁起の良い生き物、桃は不老長寿の食べ物として信じられていたそうです。金の巾着袋の釘隠しもあったようですが見つけることができず残念でした。
期間限定で島津斉興氏自筆の書がかけられていました。島津斉彬氏自筆の書はレプリカが飾ってありました。御殿を出て庭園を歩いていると『千尋巌』と書かれた巨大な岩が高さ11メートルのところにあり、これは3900人が3年かけて刻んだそうです。あんな高いところにどうやって刻んだのか不思議でした。庭園の鶴灯篭は大きくて迫力がありました。
仙巌園の名物、両棒餅を食べました。6本310円お茶付き。しょうゆ味もみそ味も美味しかった。
良い休憩ができました。薩摩切子を展示販売している建物もあり薩摩切子はすごく綺麗でした。
仙巌園のすぐ近くにある尚古集成館でも島津家に関係するいろいろな展示物を見ることが出来ます。島津家初代からの正統系図は大きい。大砲、船模型など、いろいろな展示物がありました。28代斉彬が行った近代化事業の反射炉と薩摩切子、紡績工場も紹介されています。アニメの映像もありました。
ゆっくり見てまわったので見学時間が予定より長くなってしまいました。
仙巌園を出る頃にはお昼になっていました。お腹が空いたので調べていたとんかつやさんへ。
仙巌園から35分くらいで着く予定でしたが、道路が混雑していて1時間くらいかかり到着。かえってお昼を避けられたかなぁと思っていたら駐車場もいっぱいでお店の外にまで人が並んでいます。急いでその列へ並ぶことに。
この『とんかつ開花亭』さんは、旅行前に『鹿児島でとんかつ』をいろいろ調べているときに地元の方が『県外の知り合いが遊びに来たら絶対にここへ連れて行く。』というコメントがあり、信用して来ました。
やっと席につき黒豚と銘柄豚のたから豚ロースカツランチを二人でシェアすることに。たから豚のロースカツは脂身が少なくて身が柔らかくあっさりしていて、黒豚のロースカツはあっさりした脂身でお店の方が言った通り塩で食べるとさらにあっさり食べられました。とんかつを塩で食べたのは初めてでした。どちらも肉厚でボリューム満点。お腹いっぱい超えました。コメントを信じて来て良かったです。ありがとうございます。店員さんも笑顔が素敵で親切な人たちでした。ごちそうさまでした。
次の目的地はテレビや映画の舞台にもなっている『知覧特攻平和会館』です。車で40分ぐらい走って到着。ここはずっと前から訪れたかった場所でした。展示物は撮影禁止です。
特攻作戦で亡くなった隊員の遺影があります。戦闘機や軍服も展示されています。特攻隊員が出撃するまで過ごした再現された三角兵舎の中にも入れます。隊員が出撃前に寄せ書きした日の丸や鉢巻もあります。笑顔の写真を見ると胸が苦しくなりました。明日死んでしまうと思ったらこんな笑顔なんてできない。まだ20歳くらいの若い男の子がお国のためにと敵艦に自ら突っ込まなければならない。戦争のない平和な今の時代に生まれてくることができたことに感謝しなければいけないと改めて思いました。
覚悟を決めた隊員の遺書は一字一字思いを込めて書いたようなすごく綺麗な文字です。お国のため家族には決して悲しまないで。と前向きな言葉を残していました。戦争によって命を落とした人がたくさんいることを忘れてはいけないと思いました。特に若い人にぜひ訪れてほしいです。
鹿児島2日目の観光を終えホテルへ。今日のホテルは『花の温泉 ホテル吟松』です。
その途中に『道の駅いぶすき彩花菜館』あったので休憩しました。小さい売店とコンビニがありました。
『花の温泉 ホテル吟松』に到着。ここは砂むし会館「砂楽」まで海岸を歩いて数分で行けるのと、夕食時、目の前でさつまあげを揚げて食べられ、そのテーブルが温泉卓になっているというのも楽しみでした。
到着してチェックインを終えると抹茶と和菓子をいただけます。花の温泉ということだけあっておしぼりの下にお花が敷いてありました。夕食時と朝食時のお箸の下にもお花が敷いてありました。
部屋に案内されたあと大浴場へ。お風呂は大きくないですが、露天風呂の湯船の底にすのこのような板になっていて気持ちよかったです。他のお客さんがいなかったのでゆっくり満喫できました。
お風呂の後は楽しみの夕食です。部屋に夕食の準備ができましたと連絡がありました。夕食は黒豚、黒牛、黒さつま鶏を食べられるプランです。黒豚の角煮がお箸でスッと切れるほど柔らかくて口の中で溶けました。さつまあげの揚げたてはアツアツで香ばしい。野菜のかたまりが入っていて今まで食べたことがないものでした。黒牛はしゃぶしゃぶです。お肉が柔らかく思ったより量もたくさんありました。夕食のお世話をしてくれた仲居さんが明るくて面白い人でした。完全個室なので周りを気にすることなくゆっくり食事を楽しむことが出来ました。
温泉卓のせいなのか少し暑かったですが、エアコンが完備されていたので空調も変えられて良かったです。大満足の夕食でした。
食事を終えて売店へ。小さめの売店でした。係りの方に気持ちの良い応対をしていただけました。
明日は砂むし会館「砂楽」へ開店から行く予定にしていたので片づけをして早めに寝ることにしました。
翌朝寝坊をしてしまい起きるとすぐ朝食でした。前日行かなかった9階の天空野天風呂へ行きたかったです。
旅行の感想:鹿児島満喫の旅 3日目
朝食も夕食と同じ場所でいただきます。朝早いのでお客さんが誰もいないのかすごく静かです。夕食と同じ個室へ。朝食は温泉を利用した湯豆腐とさつま汁が優しい味で美味しかったです。朝食はいろいろあったので量が多くて食べきれなかったのが残念でした。
朝食を終え砂むし会館「砂楽」へ。ホテルの部屋にあるタオルを持ち出させてくれました。バスタオルとフェイスタオルが必要です。ホテルの海岸沿いを歩いて5分くらいで着きました。
雨の日は海岸沿いを歩いて行けないそうで前日の雨がやんで良かったです。「砂楽」に着くと一番乗りでした。近くのホテルから浴衣姿の人など並び初めました。開店して受付で浴衣をもらい更衣室で着替えて砂場へ向かいます。ロッカーはちょっと小さめ。慣れているのかおばあちゃんの動きがすごく早い。砂場は外の砂浜にあるので更衣室からは少し距離があります。普通に外なので観光客など人もいます。風が強かったので浴衣がはだけないように注意が必要でした。階段を降りたら砂場です。
自分の番がきて砂の上に仰向けで寝転びます。その時係りの方がタオルで頭を包みながら砂が枕のようになっている場所を目印に寝かせてくれます。まずは右半分だけ砂をスコップでかけられます。これが意外に重い。砂は粒が大きめで砂利みたいです。そして左半分も砂をかけられます。太陽が眩しく一人一人日よけの小さい傘を砂に刺してくれます。寝ている人から見えるところに大きい時計が置かれ、だいたい10分が目安だそうです。10分経った時砂が重くて一人で起き上れるか心配でしたが大丈夫でした。
一度使用した後の砂は係りの方が消毒していました。
また来た道を戻り大浴場へ戻るとき、汗をかいたせいか風が強くすごく寒かった。大浴場へ行く前に、浴衣を脱いで入れる使用済浴衣ボックスと、体中の砂を掛け湯で流す場所がありました。シャワーではなく掛け湯なのでなかなか体についた砂が取れない。広い場所ではないので繁忙期は混雑するだろうなぁと思いました。
ようやく砂を洗い流して大浴場へ。大浴場は内湯と洗い場のある銭湯のようなお風呂でした。窓が大きくて明るかったです。指宿温泉はさらっとした泉質でした。帰る準備をしていると、外国の団体客が来たので更衣室はいっぱいになりました。
『砂楽』からの帰り道、ホテルが海岸に設置しているブランコで遊びました。久しぶりのブランコ楽しかったな。ブランコの近くにホテルが朝だけカフェをオープンしていてコーヒーを無料で提供していました。
部屋に戻り荷物をまとめてチェックアウトしました。
鹿児島満喫の旅もいよいよ最終日です。早い。出航の時間までまだまだ鹿児島を満喫したいと思います。
まず、鹿児島といえば焼酎。ということで工場見学できる本坊酒造(株)鹿児島工場へ向かいます。ホテルから車で1時間かかります。車から桜島を見ていると突然灰色の煙が。噴火したのかと焦りました。
桜島の煙にドキドキしながら目的地へ向かいます。
工場地帯に入りようやく着いてみるとすごく綺麗な建物です。中に入ると製造工場見学というより製造工程を見学できる施設でした。初めに10分ぐらいの焼酎製造工程のビデオを見ます。そして製造で使用する用具の展示を見学し、最後にこの会社で製造している酒類を試飲できます。ほぼすべての商品が試飲可能でした。係りの方に一つ一つ説明してもらいながらいろいろ試飲することが出来ました。運転手はもちろん飲めません。
運転手の許可を得ていろいろ飲ませてもらった結果、ゆず梅酒が一番気に入りました。焼酎好きの人は誰かに連れて行ってもらった方が自分の好きな焼酎を選べると思います。
そしてそこからすぐ近くにあるさつまあげの有村屋さんへ。本坊酒造の近くにあり、工場見学ができると調べて行ったのですが、12月は繁忙期で予約していないと見学は受け付けていなかったので残念ですが諦めました。
有村屋さんは鹿児島のお土産物屋さんでよく見ていたので販売していたさつま揚げを購入して帰ることにしました。さつまあげといったらひら天のことだと思っていたので何も入っていないさつまあげを棒天というのを初めて知りました。棒天とごぼう天、鹿児島なのでさつまいもと思っておいも天を買って帰りました。今度はできたてのさつまあげを食べたいです。
ここから志布志港までは2時間くらいかかるので、そろそろ帰りの船の時間を気にしなければと思い志布志港へ向かうことにしました。高速道路を利用します。お腹が空いたので桜島サービスエリアで少し遅い昼食です。鹿児島の食べ物を食べたいと思い、さつま地鶏の親子丼を食べることに。
鶏がたくさん入っていてお肉の臭みもなく美味しかったです。売店でおやつに食べようと丸十生サブレを買いました。
志布志港から15分くらいのところに『道の駅くにの松原おおさき』があると調べていました。まだ時間に余裕があったのでちょっと寄り道することに。大きい銀色のカブトムシが2匹お出迎えしてくれました。ホームページには足湯や温泉、宿泊施設など色々あると思って期待していたのですが、足湯がからっぽだったのは残念でした。帰りの船の中でお弁当など鹿児島名物を堪能したいなぁと思っていたけど、お土産のお菓子類がたくさんありました。残念。
鹿児島満喫の旅を終え、志布志フェリーターミナルに向かうことにしました。15分ほどでフェリーターミナルに着きました。
最後に
初めての鹿児島旅行さんふらわあ船の旅すごく楽しかったです。モニター当選していなかったら周遊プランで南九州を旅する予定だったので、ここまで鹿児島を満喫することができなかったと思います。
毎日桜島を眺めながらの観光になりました。桜島は日々違う景色でした。2日目の雨がすごく残念でしたが雨だったから経験できたことや見られた景色があると思います。苦手な歴史も勉強することができました。焼酎もさつまあげも黒豚料理もすごく美味しかった。
でもまだまだ鹿児島には行ってみたいところや食べたいものがたくさんあります。是非また行きたいです。今度は桜島にも上陸したい。
このような素敵な旅の機会をくださったことに感謝します。ありがとうございました。家族全員大満足で旅を終えることが出来ました。