期間: 平成25年9月24日~27日
行先: 九州 大分・熊本
旅行者: 鶴岡夫妻 & バロン(アメリカン・コッカー・スパニエル オス7歳)
1)9月24日
待ちに待った九州船旅。しかもバロンと船室で一緒に船旅を楽しめるということで、余計な心配、ストレスもなく快適な船旅に期待が躍ります。
今回のフェリーは、「さんふらわあ ごーるど」。神戸六甲アイランドを夕刻に出発です。フェリー乗船に慣れていないので、ドキドキしながら乗船乗り場に向かいました。手際よく場内整理いただき、指定の場所に車を止め乗船手続きを行い、ペット連れの車ということで、一般の車とは異なるレーンに駐車しました。
バロンのおトイレを済ませ、いよいよ乗船。いつになく慎重に車を誘導させることに緊張しました。一般の乗船客より早く誘導いただけたので、スムーズに乗船し、部屋までたどり着くことができました。今回、2人用部屋が満室ということで4人部屋を確保していただきました。窓が大きく清潔な部屋でした。バロンも最初は慣れないせいかソワソワしておりましたが、次第に落着きバロンなりにこれから始まる船旅を楽しんでいるかのようでした。
夕食の時間なので、バロンは早速食事。その後満足したのかスヤスヤと眠りにつきました。私たちは交代で船内を散策し、大浴場で今日の疲れを取り、ビールでゆったりした時間を過ごしました。
2)9月25日
朝5:30に目が覚め、空はほんのりピンク色の綺麗な朝焼けでした。気が付けば大分が見えていました。バロンも元気に起床。せかされるように朝ごはんをあげて、私たちも急いで5Fのレストランに行き、おいしい朝食をいただきました。船旅の醍醐味を満喫。
定刻に大分に到着。快晴の天気の中、下船。なんかもう少し乗っていたい気がしましたが、復路に楽しみを残し、最初の目的地である熊本・草千里を目指しました。
今回の旅行の目的の1つが「バロンに雄大な草原を駆け巡ってほしい」なんです。都会ではなかなか機会がない大自然を満喫させたい思いで、この旅行の計画が決まったぐらいです。草千里までは国道をひた走り、途中の休憩を含めおおよそ3時間で到着しました。頂上の公園にたどり着くまでに牛さん、お馬さんにも遭遇し、バロンも恐る恐る挨拶していたようでした。
訪問した日に阿蘇山が小規模な爆発をしたようでしたが、通常の見学には支障なく、秋晴れの晴天の中、雄大な景色を堪能することができました。
お昼の時間になり、お腹もすいてきたので九重のガンジーファームに向かいました。
牧場なので、ミルク入りの味噌うどん、チーズたっぷりの自家製パン、そして一番楽しみにしていたソフトクリームをいただきました。ソフトクリームはバロンも大好物です。牧場で新鮮な牛乳からつくられているので、安心してバロンにも食べさせることができます。
どれもこれも大変美味しかったです。
その後、ファーム内の牧場でバロンは楽しく走り回って、つかれた頃を見計らっていよいよ宿泊地のある湯布院に向かいました。
今回宿泊するのは「湯布院ガーデンホテル」です。以前から気になっており、いつか必ず行きたいと思っていた素敵なホテルです。
今回宿泊したのは本館ではなく、敷地内になるコテージでした。洋室+和室からなるとても過ごしやすい部屋で大満足でした。
バロンの夕食は、同ホテルの数あるメニューより「チーズハンバーク」をチョイスしました。
勿論完食で、バロンも大満足のようでした。
軽く散歩をして、バロンの睡眠タイムに我々は湯布院市内に夕食を取りに向かいました。
風情がある独特なゆったりした時間の中で、よさげなお店を見つけました。
農後牛、地鶏をいただける「膳」にて地元の名産を堪能しました。本当においしかったです。
ホテルに戻り、露天風呂に浸かりながら、満天の星を眺め大満足の初日となりました。
3)9月26日
朝はゆっくり7時に起床。今日も晴天です。バロンのおトイレも兼ね、軽く散歩。
その後ホテルのバイキングで朝食。いつも通り張り切りすぎてお腹満腹です。
バロンは明日、このホテル内にあるサロンでトリミングを予約。今日は気兼ねなく転げまわってもらいます(笑)。
バロンはホテル敷地内のドックランで走り回った後、ママがショップでお買い物をしている間、パパとブランコを楽しみました。
今日は湯布院を満喫するため、まずは湯布院駅を目指し、その後は界隈を散策。お土産物屋をのぞいたり、夜に行くレストランを下見したりブラブラしました。途中、ママが気に入った日本傘を購入。バロンとパパは辛抱強く待機(笑)。
途中、ネットで調べていた自家製パン屋さんに立ち寄り、バロンのお友達にワンコ用のパンを購入。朝ごはんを食べすぎてお腹いっぱいだったはずなんですが、ついつい美味しそうなパンを購入し、店内でいただきました。ここはパンを購入すればコーヒーがサービスされます。また店内にはラブラドールがいます。とてもおとなしくてかわいい。
バロン、そ~と近づきますが、やはり怖いみたいでした(笑)
その後別府に移動。海岸沿いの国道をドライブし、途中海産物のお土産物屋で特産品を品定め。日持ちのするお土産をゲットしました。湯布院に戻る途中の展望台で一休み。
壮大な絶景をバロンと共に堪能しました。
夕方ホテルに戻り、バロンと散歩の後、バロンは夕食。私たちは昼にマークしていたとり天のお店に向かい夕食を取りました。たたき、さくさくのとり天に大満足でした。
その後ホテルで露天風呂に入った後、気になって購入していた地元のプリンをいただきました。勿論文句なしにおいしくいただきました。
4)9月27日&28日
あっという間の最終日。今日は朝からバロンのトリミングで始まります。
昨日予約したホテル敷地内のサロンでお願いしました。綺麗なトリマーさんにバロンもおとなしくて、笑ってしまいました。
ホテルをチェックアウトした後も、ドックランを自由に使えるということで、お名残惜しくランで遊び、バロンも大はしゃぎでした。
今日は楽しみにしている「はちみつ工房 芳苑」に向かいます。宇佐までは高速で2時間程度です。少し道に迷いましたが、何とかランチタイムに間に合い、自家製はちみつを使ったランチ&デザートをいただきました。
お土産には昨日入荷したばかりの「マヌカ蜂蜜」と購入。これは義母の分もゲットしました。
初めて知ったのですが、この蜂蜜には強力な殺菌成分が含まれており、水で薄めたはちみつでうがいをすると非常に効果があるようです。あと口内炎にもよく効くようです。
バロンも勿論食べれるので、しばらく我が家はこのはちみつを食べてみます。
お腹いっぱいになった後、有名な別府湾のSAに向かいます。このSAはドックランもあり、充実した九州のお土産、直営のレストランもすばらしいのですが、何より景色が最高でした。
お土産をゲットし、貸切状態のドックランでバロンと大いに遊びました。
復路のフェリーの出航は19時30分ですので、17時30分に乗船乗り場に向かうことにしていたので、1時間あまり余裕がありました。乗船乗り場近くの港公園で休憩。
バロン、パパママみんなで大分最後の写真を撮り、楽しかった旅行を振り返りました。
復路の乗船手続きが始まりました。週末とあってとても賑やかです。お仕事で乗船される運転手の方々もしばしリラックスできるとあって、どこか楽しそうでした。
往路同様、4人部屋を用意いただきました。バロンはもう慣れてましたので、部屋に入るなりリラックスモードに入ってしまいました。
私たちも船内でバイキング形式の夕食をいただきました。大分のとり天、大阪のうどん、特においしくいただきました。夜は大浴場に入り、就寝前にデッキで天体観測。こんなに満天の星を見たのは何十年ぶりでした。
途中、呉、松山、今治沖を運航しますが、船から陸を見る夜景もとてもきれいで印象的でした。
目が覚めたのは6時頃でした。そのあと明石海峡大橋を通過。朝靄の中、毅然とそびえ立つ雄姿に感動しました。
本船は定刻に神戸に到着。下船はあっけないものです。もっと船内にいたいと思いました(笑)。
今回は船旅ということで、現地までの移動を寛ぎながら、またバロンと一緒に過ごすという贅沢な旅行になりました。想像以上に楽でしたし、船内も綺麗で楽しく過ごせました。また同じ部屋でバロンと一緒に過ごせるサービスは愛犬家にとってこの上ない最上のサービスです。お互い離れてしまうといらないストレスが増え、しいては体調不良の原因ともなります。
今回の旅行がどんなに楽しいものであったかは、我が家のバロンの笑顔が物語っております。
最後に往路、復路とも安全、安心かつ正確な運航をいただきました御社ご関係者様に感謝を申し上げます。
本当に楽しい思い出を作っていただきまして誠にありがとうございました。