#まだ知らない鹿児島大隅を巡る旅
大隅いちのフォトスポット!
海に浮かぶ神社で絶景ショットを。
満潮時には海に浮かぶ島になるという荒平天神は、地元のひとにも愛される大隅(おおすみ)にある有名な神社。
鳥居の前に立って海を眺めてみると、右はブルー、左側はエメラルドグリーンに染まる海を眺めることができます。神社と空と海以外何もなく、ただただ美しい絶景写真が撮れるフォトスポット。天気や時間帯によっても姿を変えるといわれる荒平天神は長い間眺めていたくなるほど。さすが「鹿屋八景」にも選ばれているのも納得の美しさです。
ちなみに鳥居をくぐって神社にたどり着くには簡単な岩場をよじ登る必要があるので、フラットシューズをお忘れなく。祭神は菅原道真公。
荒平天神(菅原神社)
鹿児島県鹿屋市天神町
フレッシュハーブティーはマスト!
地産地消の魅力的なスイーツ体験。
荒平天神から車で10分ほど走っていると、突如お城のような建物が!それが地元の食材をたっぷり使用してつくるデザートが人気の、南風農菓舎デザートハウス。実はこちらのお店、銀座シックスにも店舗を持つという超有名店。1階はデザートの手作り工房とパティスリー(販売所)、そしてティーサロンになっていて、サロンの奥に広がるテラスからの眺めもまた素敵。ちなみに2階はレストランになっていて、フランス三ツ星シェフのダニエル・マルタンがプロデュースしているのだとか。
わたしのオススメは生のハーブをたっぷりと使用したハーブティー。お茶を飲むたびにいい香りが広がって、とても優雅な気分になれます。また地元で採れるさつまいもを使った焼芋デザートスープや要予約のアフタヌーンティーセットも一度は体験してみたい、大隅にあるスイーツの楽園です。
どんぶりからはみ出すお刺身にびっくり!
時海丼は大隅の幸いっぱいの最強ランチ。
大隅の名物にもなっているという噂の時海丼(ときみどん)を求めて、佐多岬方面へ。いくつものトンネルを潜り抜けてたどり着いた小さなお店の中にはたくさんのお客様が!というわけで時海丼は予約必須。わたしたちも無事に大隅の幸たっぷりの時海丼にありつけました。
噂には聞いていたものの、どんぶりからはみ出すお刺身たちが尋常な量じゃない!その日採れたものを載せるとのことでお魚の種類も数も日によって違うらしいのですが、とにかくびっくりすること間違いなし。しかし、意外なほどに淡白でペロリといけてしまうから不思議。
お醤油は鹿児島らしい甘めのものですが、声をかければ甘くないお醤油も用意しているとのこと。大隅に来たらこちらの時海丼はぜひ食しておきたい!
大隅いちの観光名所!
雄川の滝はハラハラドキドキのネイチャースポット
大隅半島のシンボル的存在の雄川の滝(おがわのたき)は駐車場から滝まで徒歩で片道20分ほどの場所にある、よく晴れた午前中の滝はエメラルドグリーンに輝くため息ものの美しさのネイチャースポット。しかも無料です。
徒歩20分とはいえ、ベビーカーやペット連れで訪れる地元のひともいるほどの山道で本格的な装備は必要なし。滝にたどり着くまでの山道も自然がいっぱいで、まるでジブリの映画に出てくるトトロを待つ森みたいだよね、なんて話をしながら写真を撮って盛り上がったのでした。
わたしたちが訪れた際はダムからの放流があり、迫力満点。このダム放流日も狙ってくる人がいるという人気のタイミングなのだとか。写真で見てみると滝の水量が多くてエメラルドグリーンの滝ではなかったものの、とても魅力的で素敵な写真が撮れました。ドキドキの迫力!
裏技としてこの雄川の滝を上から眺めることができる展望台(雄川の滝展望所)があるそうなので、ぜひ次回は上から滝を眺めたい!
雄川の滝
鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北12222−2
ふたつの鳥居が並ぶ、地元の縁結びスポットへ!
全国的にも珍しいというふたつの鳥居が並ぶ神社は地元の縁結びスポット。左の鳥居から入って、右の鳥居から出るのがポイントで恋人同士で訪れるとご利益がありそう。わたしたちは勝手に双子の鳥居と呼んでいました。雄川の滝からわりと近い場所にあるので、セットで立ち寄るといいかも。大隅らしい素敵な写真が撮れますよー!
諏訪神社並立鳥居
鹿児島県肝属郡南大隅町根占川南
道の駅なんたん市場で名物の
たんかんソフトをパクッと。
大隅のパンフレットでみつけた道の駅で買えるという、たんかんソフトを求めて「なんたん市場」へ。地元のお野菜やお土産が購入できる道の駅は旅に出ると必ずといっていいほどチェックする、立ち寄りスポットの定番。
今回はたんかんソフトミニ(150円)
をオーダーして目の前の公園でひとやすみ。かわいいピンクの象の子供用遊具が可愛くて、ほっこり
大隅半島から指宿まではフェリーで移動!
こんな裏技も鹿児島ならではの体験。
大隅半島をぐるりと巡った後は、なんとレンタカーごとフェリーに乗って、根占(ねじめ)港からわずか1時間で指宿へ。まさかこんな移動手段があったとは!とツインズでビックリ。さすがに車ごとフェリーに乗ったのは初めてだったけれど、誘導してくれるお兄さんの的確な指示に従えば問題なし!
フェリーで車ごと移動したい場合は、数に限りがあるので予約は必須。時間より早めに港にたどり着いたら、料金を支払って港付近の堤防からの眺めを地元の小学生と一緒に眺めてみたり、写真を撮ったりして大隅の旅を振り返る幸せな時間をどうぞ。
次回は大隅半島からちょっぴり足を伸ばして、指宿へ。続きをお楽しみに。
ほんまちゃん
トラベルブロガー・ウェブクリエーター
ふつうのオンナノコの毎日を描いた「hommaniaポータル!」を運用。 特に日本を含むアジアが得意分野で、バンコク(タイ)や香港の記事も。企業との仕事では、キャセイパシフィックの「香港スタイル」やマイクロソフト「世界一周紀行」、ポンズ「スイートルーム1ヶ月滞在」など多数。カメラや最新ガジェットに目がなく、「ほんまちゃん撮り」と呼ばれる自然やシティの風景になじむような自撮りやツインズの姉、ヒットミーとともに旅するレポートも人気。