さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2017年11月の夜空

北東の空

北東の空
この星空が見える時間
11月初旬20時頃
11月中旬19時頃
11月下旬18時頃

秋も深まってくる11月になると、日が沈み星が見えて来る時間が日に日に早まってきます。この時間、頭上の空には明るい星が少ないのですが、そんな空に少し暗めの2等星でできる大きな四角形、“秋の四辺形”がポカンと口を開けたように浮かんでいます。枡のようにきれいな四角形なので、日本ではますがた星とよぶ地域も多かったようです。ますがた星から北東に延びる星の連なりは、枡に盛った米をならすための棒・斗かき棒に見立てられ、とかき星ともよばれました。西洋では、海の怪獣への生け贄にされたアンドロメダ姫の姿に見立てられています。北側に見えるアルファベットのMのように見えるカシオペヤ座は、姫の母カシオペア女王が椅子に座る姿です。女王の失言によって生け贄にされたかわいそうな姫。姫の行く末に関心のある方は、どうぞギリシャ神話をご一読ください。このカシオペヤのM型は、ふたコブの山のようにみえることから、日本ではやまがた星とよばれていました。そしてMの形をたよりにすると、夜空でただひとつ、真北で動かない星・北極星と、さらにはアンドロメダ銀河を見つけることもできます。数千億個もの星が集まってできたアンドロメダ銀河は、250万光年彼方にあるので、淡くボウッとしか見えません。観て見たい方は双眼鏡で探してみるとよいでしょう。東の低い空には、カペラやアルデバランといった冬の明るい星々が見え始めています。それらに先駆けて昇ってくるすばるは、400光年離れたところで100個ほどの若い星が集まっている星団です。肉眼でも目のよい人は6個ほど見えるので、むつら星という名前もありますが、星が統べられたように見えることから付いたとされる、すばるという名前が有名です。双眼鏡で見るととてもきれいな星団です。

西の空

西の空
この星空が見える時間
11月初旬20時半頃
11月中旬19時半頃
11月下旬18時半頃

11月になっても、西の空にはまだもう少し夏の星々が見えています。星が見え始める時間帯は頭上に明るい星が少なく、夜が更けて東の空に冬の明るい星々が昇ってくるまでのあいだは、むしろこの西の空に残る夏の星々に惹きつけられます。あとたなばたを頂点とする十字架は、日本では漢字の十と見て十文字星や十文字様とよぶ地域がありました。晩秋からクリスマスのころにかけては宵の西の空に立ち上がり、とても十字架らしく見え、夏とはまた違った印象をうけます。中世の西洋では、南半球でよく見える南十字星に対してこれを北十字星とよび、礼拝していたというのもうなずけます。この北十字星の縦軸に沿って西南西の水平線にかけては、天の川が流れています。一方、あとたなばたから頭上を通ってやまがた星、そしてカペラに向かっても天の川は流れており、こちらは冬の天の川になります。冬の天の川は夏の天の川より淡いですが、月明かりのない晴れた夜ならきっと見えるでしょう。一生懸命どこかを集中して見るのではなく、目の端で見ることを意識して空全体を見渡せば、薄い雲のような天の川の筋が見えてきます。ぜひ、眺めてみてください。

南の空

南の空
この星空が見える時間
11月全般19時頃

南の低い空には、ポツンとひとつだけ明るくみなみのひとつ星が輝いています。周りに明るい星がなく、ポツンと輝く姿は、ちょっとさみしい秋の風情と重なります。北極星と違って時間とともに動きますが、昔は、南の方角のあてとなる星としても見られていたようです。秋星という名前も伝わっています。

おうし座流星群を見てみよう!

11月はおうし座としし座の流星群が活発になります。しし座流星群は17日の深夜(18日の未明)が見ごろとなりますが、13日にピークを迎えるおうし座流星群は、19時には輻射点が東の空に昇っているので、早くから観察できます。輻射点を中心に空全体を眺めていれば、1時間に数個の流れ星が見られるかもしれません。おうし座流星群では、ゆっくり流れる流星と、火球(かきゅう)とよばれる特に明るい流星が多いといわれます。食後のデッキで、しばらく星空を眺めながら、ゆったりと流れ星を待ってみるのはいかがでしょうか。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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